池田武邦工学博士の講演
今日も昨夜に続き先生の講演が(場所は千葉商大)有ります
今から聞きに行きたいが大学院での勉強を優先する
残念でならないが単位を落としたくもない
昨夜の先生の講演内容は
タイトル 超高層ビルの光と影(見えないコスト)
20世紀と21世紀の価値観が大きく違う
18世紀のイギリスから始まった近代流通社会(文明)と江戸時代の文化とを
対極的な価値観として説明された
江戸時代の循環型社会
自然を大切にして3000万人が日本で生活していた
自然の神(水神様他)を畏れまた敬い完成された生活文化が有った
舟は甲板の無い構造で外洋に出られない鎖国文化の中で
しかし教育は寺子屋を始め私塾が有り識字率は諸外国よりも高く
読み書きそろばんが出来た
その後文明と文化の違いを話された
近代流通文明は医学を発達させて人類に幸せをもたらした面もある
しかし日本の文化ではどんな人も死んだら仏として手を合わせたが
腑分けに示される様に死に対して考えが変わった
今では臓器移植で理解出来るように脳死は物体でしかない
素粒子の研究から原爆が発明される頃から間違いが起きてきた
文化と文明がバランスを取らないと破滅に進む
文化が求心力 文明が遠心力となりバランスを取らないといけない
江戸時代の安藤広重の写実な絵を今の写真と同じ位置で写し比べると
江戸時代の生態系が理解出来る
今のコンクリート護岸と違い川辺 水際に生命があふれている
水と陸の境目で命が生まれる
安藤の絵にはそれが描かれている
戦争直後の焼け野原の中で全てを失った人に笑顔が有る
「戦争が終わった幸せが笑顔を作る」
それに比べ 戦後65年経ち電車の中に仏頂面が溢れている
自然との触れ合いは安らぎを感じる
ルイチェルカール「沈黙の春」
自然に対する感性を失ってはだめだ
私が新宿三井ビルで超高層を作る時に一番心掛けた事は低層階の緑を増やす事だった
あれかた40年経ち今の高層階の建物には空間が少ない
以上 先生の講演の書き取りなので間違いが有るやもしれません
学校に行く時間に成ったので続きは後程に
池田武邦先生のご講演
超高層ビルの光と陰(見えないコト)
池田武邦先生をお招きします
高度経済成長以降、日本は急速な発展を遂げ、都市にはその象徴とも言える超高層ビル群が建ち並びました。しかし、超高層建築を中心とする街並みは、エネルギーに依存しなければ成り立たないは都市となり、ヒートアイランド現象や温暖化問題などさまざまな問題を抱え続けています。
池田先生のお話しは、日本に超高層建築(霞ヶ関ビルを設計)を導入した人物として、近代技術文明がもたらした光と陰を明らかにします。
公共投資の有効性を検討するうえで、これまで見えなかったコストが明らかになるでしょう。
開催日時:平成21年11月20日(金)午後6:30 〜 8:30
開催場所:千葉商科大学 701教室(予定)
講 師:池田武邦(いけだ たけくに)工学博士
1924(大正13)年1月14日生まれ。
池田武邦先生略歴
1945年:航海士・測的士として軽巡洋艦矢矧に乗艦
1949年:東京大学第一工学部建築学科卒・工学博士
1967年:株式会社日本設計事務所創立
(現、株式会社日本設計)
1968年:霞ヶ関ビルを皮切りに、京王プラザホテル、新宿三井ビルへと続く日本の『超高層建築』の設計をおこなった。
1992年:設計を手がけたハウステンボス開業。
2001年:茅葺の家に住む。
超高層から茅葺へ.pdf
西日本新聞に掲載された「超高層から茅葺へ」の切抜です。池田先生から掲載のご了解を頂いております。
ご参考まで。
今から聞きに行きたいが大学院での勉強を優先する
残念でならないが単位を落としたくもない
昨夜の先生の講演内容は
タイトル 超高層ビルの光と影(見えないコスト)
20世紀と21世紀の価値観が大きく違う
18世紀のイギリスから始まった近代流通社会(文明)と江戸時代の文化とを
対極的な価値観として説明された
江戸時代の循環型社会
自然を大切にして3000万人が日本で生活していた
自然の神(水神様他)を畏れまた敬い完成された生活文化が有った
舟は甲板の無い構造で外洋に出られない鎖国文化の中で
しかし教育は寺子屋を始め私塾が有り識字率は諸外国よりも高く
読み書きそろばんが出来た
その後文明と文化の違いを話された
近代流通文明は医学を発達させて人類に幸せをもたらした面もある
しかし日本の文化ではどんな人も死んだら仏として手を合わせたが
腑分けに示される様に死に対して考えが変わった
今では臓器移植で理解出来るように脳死は物体でしかない
素粒子の研究から原爆が発明される頃から間違いが起きてきた
文化と文明がバランスを取らないと破滅に進む
文化が求心力 文明が遠心力となりバランスを取らないといけない
江戸時代の安藤広重の写実な絵を今の写真と同じ位置で写し比べると
江戸時代の生態系が理解出来る
今のコンクリート護岸と違い川辺 水際に生命があふれている
水と陸の境目で命が生まれる
安藤の絵にはそれが描かれている
戦争直後の焼け野原の中で全てを失った人に笑顔が有る
「戦争が終わった幸せが笑顔を作る」
それに比べ 戦後65年経ち電車の中に仏頂面が溢れている
自然との触れ合いは安らぎを感じる
ルイチェルカール「沈黙の春」
自然に対する感性を失ってはだめだ
私が新宿三井ビルで超高層を作る時に一番心掛けた事は低層階の緑を増やす事だった
あれかた40年経ち今の高層階の建物には空間が少ない
以上 先生の講演の書き取りなので間違いが有るやもしれません
学校に行く時間に成ったので続きは後程に
池田武邦先生のご講演
超高層ビルの光と陰(見えないコト)
池田武邦先生をお招きします
高度経済成長以降、日本は急速な発展を遂げ、都市にはその象徴とも言える超高層ビル群が建ち並びました。しかし、超高層建築を中心とする街並みは、エネルギーに依存しなければ成り立たないは都市となり、ヒートアイランド現象や温暖化問題などさまざまな問題を抱え続けています。
池田先生のお話しは、日本に超高層建築(霞ヶ関ビルを設計)を導入した人物として、近代技術文明がもたらした光と陰を明らかにします。
公共投資の有効性を検討するうえで、これまで見えなかったコストが明らかになるでしょう。
開催日時:平成21年11月20日(金)午後6:30 〜 8:30
開催場所:千葉商科大学 701教室(予定)
講 師:池田武邦(いけだ たけくに)工学博士
1924(大正13)年1月14日生まれ。
池田武邦先生略歴
1945年:航海士・測的士として軽巡洋艦矢矧に乗艦
1949年:東京大学第一工学部建築学科卒・工学博士
1967年:株式会社日本設計事務所創立
(現、株式会社日本設計)
1968年:霞ヶ関ビルを皮切りに、京王プラザホテル、新宿三井ビルへと続く日本の『超高層建築』の設計をおこなった。
1992年:設計を手がけたハウステンボス開業。
2001年:茅葺の家に住む。
超高層から茅葺へ.pdf
西日本新聞に掲載された「超高層から茅葺へ」の切抜です。池田先生から掲載のご了解を頂いております。
ご参考まで。
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